2014年6月24日火曜日

新たな家族。

今日はお店のお話ではないのですが。。。



先日の夜のこと。
友人から連絡がありました。

某スーパーの駐車場に車を停めていた所、
エンジンルームの中にいつのまにか子猫が入り込んでしまって困った、とのこと。

ということで現場に行きました。


僕が着いたときには、その子猫は無事救出されていたのですが、
実はもう一匹いたらしく、
しかしその猫は違う車に入り込んでしまい
気付いた時には亡くなっていて駐車場に転がっていたそうです。
その遺体は、いつの間にかどなたかが片付けたようでした。


一匹は無事救出できましたが、もう一匹は残念なことに。
その話を聞きなんとも切ない気持ちになりました。
駐車場にだれかが捨てていったのかな、ひどい事するな、と。


そして、それから、この助けた子猫をどうしたものかと考えあぐね。
友人らも飼う事は出来ないとのことでしたし。



他にお願いできそうな当てもなかったので
ひとまず我が家に連れて帰ることにしました。


実は長年飼っていた愛犬が先月末に亡くなってしまったばかりなのですが
それが非常につらく家族はペットロスのような状態になっていました。
そんなタイミングにこの子猫が現れた。

亡くなった愛犬が、僕らの悲しみようを見て、
もう泣くなとこの子猫を引き合わせてくれたのかもと
不思議な縁を感じつつ帰宅しました。





連れて帰ってきた子猫は、
初めて来た家にも関わらず全く怯える事も無くすぐに慣れ、
そのうえ、全く警戒もせずに体を擦り寄せてきてくれました。
その姿が甘えん坊だった亡くなった愛犬にそっくりで、
まるで生まれ変わりのようにも感じられました。


それを見て、この子猫をウチの一員にできるな、と思いました。
子猫のかわいい仕草で、愛犬を無くし落ち込んでいた心が解けていくようでした。





それにしても、この子猫はどこから来たのでしょうか。
野良猫なのか、誰かが捨てたのか。
もし捨てられたのならば言語道断な行為です。
なぜ愛護センターなどに引き取ってもらわなかったのか。
亡くなったもう一匹のことを考えると怒りを感じます。



小雨が降り少し肌寒かった夜に
暗い駐車場をさ迷い、少しでも暖かい所にと思ってエンジンルームに
入ってしまったのでしょう。
そして、その兄弟猫は亡くなってしまいました。

うちに来た子猫は夜中、亡くなってしまったその子を捜すかのように
か細い声で鳴いていました。急にひとりになりさびしかったのだと思います。
でも撫でてあげると安心したのか、すぐに大人しくなり眠りについてくれました。



連れて来た日の夜から馴染んでいたこの子猫ですが、
次の夜は僕の布団に入りこみ首元にくっついて寝るくらいになり、
昼間はもう堂々としたもので、昔からウチにいたかのように居間に陣取っています。


やはり、亡くなった愛犬が生まれ変わったのかも。
そのくらいの馴染みようです(笑)



つらい思いをしたこの子猫が
うちに来て良かったと思ってもらえるよう、
これから可愛がっていかねば、と思うと同時に、
こんな不幸な思いをする子がいなくなることを強く願ってやみません。










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