2015年5月3日日曜日

照明を変えてみよう!

こんにちは!

最近、照明器具のご購入をご検討されている方から
ご自宅に器具が取り付け可能かというご相談をよくいただきますので
わかりやすくまとめてみようかと思います。

ご家庭の天井に付いている照明を交換したい場合
どのようにすればいいか、大まかに解説しますね。

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まずはいちばん一般的なこれ














引掛けシーリングと呼ばれる器具を付けられるベースです。
画像のような角形のもの以外にも円形ベースのものなど形はいくつかありますが
どれも照明器具の取付け穴がカギ状になっていて
器具をカチッとひねってはめるタイプの電源です。














↑ よくお問い合わせいただくのですが、
例えばこのように天井に直付けされている蛍光灯などでも
カバーを外し器具を取り外すと引掛けシーリングのベースが出てくる場合が多く、
そうなっていれば蛍光灯からペンダントタイプの照明に交換することが可能です。







































このように天井の電源が「引掛けシーリングタイプ」になっていれば
対応する器具の種類も多く、簡単にお好みの照明器具に取り替えられます。


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次に、天井の器具に電球を直接取り付けるタイプの場合。
玄関や廊下、洗面所など、電球をはめるだけのこんな器具がついていることが多いです。














ここにペンダントタイプの照明を吊り下げたいというご要望を多くいただきますので
その方法をご紹介したいと思います。
















↑ まず「セパラボディ」という器具を天井のベースに取り付けます。
これは根元部分が電球の口金と同じようになっていますので、
電球を取り付けるのと同じようにベースにはめます。















↑ 取り付けるとこんな感じ。
コンセントと同じ差込みタイプの形状になります。
この状態でコンセントタイプの照明器具や、
延長コードを差して電源を取ったりもできますが、
引掛けシーリングタイプの器具を取り付けるにはもうひとつ必要です。















↑ この「引掛けアダプタ」を取り付けます。
これは片方がコンセント差込みの形状になっていて、
もう片方が引掛けシーリングが取り付けられる形状になっています。















↑ このようになればペンダントタイプの照明が取り付けられます。
しかし1点ご注意を。
このままでは器具を取り付けると照明器具の重さでアダプターが抜け
落下する可能性があります。















↑ 天井にフックを取り付け照明器具の重さがアダプターに
かからないようにしてください。

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もうひとつ。
引掛けシーリングタイプの電源をコンセントタイプにする場合。















↑ このような装飾用のライトなど
電源がコンセントに差込むタイプになっているものがあります。
壁のコンセントから延長コードを引っ張りあげて・・・という方法もありますが
天井の電源を使えるのならばこんなアダプターを付けてください。 




























↑ 引掛けシーリングからコンセントに変更するものです。
これをカチッと取り付ければ天井からコンセントタイプの電源が取れます。
ただ、この場合もコンセント差込みだけでは照明器具が抜け落ちる可能性がありますので天井にフック等を取り付け吊り下げるようにしてください。

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その他、古い家屋などでは引掛けシーリングの電源ではなく、
蛍光灯が直付けしてある場合もあります。















このような蛍光灯をペンダントタイプの照明に変えたい場合は
器具を取り外し引掛けシーリングのベースを取り付るのですが、
電源線が直接器具につながっていることが多く、
それを取り外し引掛けシーリングのベースに変更することは
電気工事士の有資格者でなければやってはいけないこととなっています。

電源工事が必要となりますので当店、もしくは電気店にご相談ください。

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ご紹介した電源の各種アタッチメントはホームセンターにて
数百円程度で販売しています。

お部屋の天井にドーンと付けられた蛍光灯を
おしゃれなペンダントタイプに変えるだけで雰囲気はガラッと変わりますよ。
家具などを買い替えるよりも遥かに簡単に見違えること間違いなし。
模様替えの第一歩として照明を変えてみてはいかがでしょうか。

分からないことがありましたらお気軽にご相談ください。